私は都内で受付嬢のお仕事をしている24歳です。

仕事柄、毎日たくさんの男性に会うし、ありがたいことに声をかけてももらうことも多いのですが、誰とデートをしてみてもビビッと来る人がいなくて、退屈な毎日を過ごしていました。

結婚を考えて真剣にお付き合いできるような彼氏が欲しかったのですが、新しい出会いはどこで見つけたらいいか分からず、こうなったら妥協して知り合いの中から適当に誰かと付き合ってみようかなとさえ思っていたくらいです。

そんなある日、ある方がツイッターでたくさんのハイスペックなエリート男子と出会っていることを知り、私も試してみようと思い、アプリをインストールしました。

tinderは基本的に無料で使えました。

有料のtinder plusというものも、オプションで申し込めるようでしたが、あまり必要性を感じませんでした。

使い方は、自分からどのくらいまで近くにいる男性を表示させるか設定し、どんどん出てくる写真とプロフィールを見て「LIKE」または「NOPE」をスワイプして仕分けしていきます。

そしてお互いに「LIKE」を押してマッチングした男性とメッセージをやり取りして、お互い気に入ったら実際に会うような簡単な流れでした。

私は、できるだけ毎日暇なときはアプリを開いていました。そして、せっかくなら普段なかなか出会わないような人だけにLIKEしようという基準を決めました。

基準とは、具体的には「医師、東大卒、京大卒、慶應卒、東工大卒」などといった高学歴男性限定としました。

正直なところ、tinder内にここまでハイスペ男性がひしめき合っているとは夢にも思いませんでした。

恋活アプリのメリットは、普通に生活していたら出会うはずのなかった異世界の相手と簡単に知り合えることです。

毎日4~5人の医師や東大男子とマッチするので、自分のスケジュールの許す限りたくさんアポをとって、たくさん会っていました。

出会いの分母が多ければ多いほど可能性が広がると考えたからです。

プロフィールに、世界中で現地のビールを飲むのが大好きだと書いていたら、たいていの男性がビールがおいしいお店に行こうと言ってくれたので、そういった誘いやすい文言を加えておいたのもよかったのかもしれません。

ハイスペ男性側も、普段お仕事が忙しくてなかなか出会いがないという方が多く、すぐにデートをセッティングしてくれました。

東大卒のIT企業社長には、とてもおしゃれで高級なお店に連れて行ってくれて、素敵な夜を過ごせました。

慶應卒の弁護士さんは、トーク力があって楽しい時間を過ごせました。でも、何と言ってもデートが楽しいのはお医者さんでした。

私が全く知らない世界の話や、おもしろい知識をたくさんくれて、とても刺激的でした。

脳神経外科、小児科、精神科、消化器内科、放射線科etc・・・たくさんのお医者さんとデートするうちに、こうなったら全診療科のスタンプラリーを集めようかなと思い始めました。

でも、運命を変える出会いがありました。35歳救命救急医の男性です。出会った瞬間ほかの人とは違うものを感じました。

彼は誠実そうな目で、救命救急の現場は特に激務で、まったく出会いがないけど、ずっと家庭を持ちたかったと言っていました。

デート中も何度か呼び出されて病院に戻ってしまうこともありました。

それでも、彼は忙しい合間をぬって、細やかに連絡をくれ、熱心にアプローチをしてくれました。

私たちは奇跡的に食べ物やスポーツなどの好きなことと、お互いが嫌だなと思うことが完全に一致しており、会えば話がとまらず、この人が運命の人だとすぐにわかりました。

今はその人が私の夫です。

来春に新しい家族も増える予定で、あの時勇気を出して恋活をアプリではじめて本当によかったなと思っています。